2008年5月7日水曜日

Super Aguri_Withdrawal

残念ですが、これが現実なのでしょう。先日のスペインGPにはドタバタで参戦し、佐藤琢磨が完走を果たしましたが、その際のフジテレビの解説陣が意味深な発言をしておりましたので、予想はしておりましが・・・残念です。
2006年のオーストラリアGPから約40戦でしょうか?!良く戦っていたと私的には思います。 
型落ちのARROWSのマシンに手を加えて何とか参戦を果たしたところから始まり、最終戦のブラジルGPでは、佐藤琢磨、山本左近ともに良いラップタイムを刻むまでになりました。2007年シーズンでは、予選Q3へ進出、入賞2回、カナダGPではMcLARENをオーバーテイクと予想以上の目覚しいパフォーマンスを示しておりました。
しかしながら、財政面での問題が明るみになった2008年は、シーズン前のテストにもほとんど(全く?)参加出来ず、開幕戦でNEW MACHINEが発表されたものの、マシン性能的に苦しい状況は明らかでした。例えこのまま今シーズンを戦えたとしても、最後尾争いの苦しい戦いが続いたことかと思います。
多くのファンの方が気にされている点としては、やはり佐藤琢磨の去就でしょう。チーム創設が、元々は2005年シーズン末にHONDA(当時BAR)のシートを失った琢磨の救済の印象もありますし。私的には、佐藤琢磨にはまだF1に残ってもらいたいです。2005年はミスが目立ちましたが、Super Aguriを率いていく立場になり、大きく成長したと思います。速さ、安定感はMassaよりいいんじゃないの?と思います。しかしながら、現実的にシートの可能性としては、厳しいとは思いますが2009年のHONDABarrichelloの後釜)位しか思いつきません。でも、HONDAとしては琢磨のイメージを強く持たれても困るのかもしれないし。