2008年5月20日火曜日

T.Sato_F1_Comeback?

 佐藤琢磨は近い将来、自身の手でF1グリッドに復帰する道をつかむかもしれない。
チーム創設以来、ドライバーとして支え続けてきたSUPER AGURIF1を撤退、その悲しみの胸中を明かしてから1週間、琢磨は早くもスポットライトの下へと戻っている。
すでに先週末のトルコで、今季で契約が満了するベテランドライバー、ルーベンス・バリチェロの後任として、2009年にHonda Racing F1に加入するとの憶測が浮上していた。
一方で、権威あるフランスの『AutoHebdo(オート・エブド)』誌は厳しいルーキーイヤーを過ごすRenaultのネルソン・ピケJr.と琢磨の現状をリンクさせて伝えている。
また、同誌はRenaultが22歳のピケJr.に不満を抱えているとし、今夏早々にも彼の後任シートを争うテストの実施を検討していると報じた。
伝えられるところによれば、今年、Renaultのテストドライバーを務めるフランス系スイス人ドライバーのロマン・グロージャン、そして琢磨がシート争いの候補リスト上位にいるとのことだ。